冬ごもり中の やまテラス便り
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御嶽山麓に広がる山々は、日を追うごとに、一雨ごとに色どりを増しています。
王滝村から田の原まではカーブの多い道が続いています。そして古くから信仰の山として、多くの人々が訪れてきた御嶽山ならではの景色を見る事ができます。
まず、道沿いに大きな鳥居のある御嶽神社里宮を紹介しましょう。 300段をはるかに超える長い石段が、空を隠すほど鬱蒼と繁るヒノキ・サワラの大木の下に続いています。古くは岩戸権現と呼ばれた高い岸壁を背に社殿が建ち、苔を伝い落ちる水がのどを潤します。
上がった息を整えながら気付けば背筋が伸びている、そんな広がりの中であなたは何を祈りますか。