心地よい道へ
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8月もあと数日。あっという間のあわただしい日々でした。日の入りがずいぶん早くなり、ゲレンデに広がるススキの穂の輝き、夜には 開けた窓から聞こえる虫の音が、風の冷たさと ほんの少しのもの悲しさを連れてきます。

今年で3年目となる有機土木による登山道の施工作業が 8月25日から5日間行われました。今年は大黒天近くの、大雨のたびにU字溝から水があふれ 川のようになっていた場所周辺を行いました。雨水を排水するのではなく、浸透させるために焼杭や丸太、石や藁などを 少ない重機を使いながら 人の手できれいに仕上げていきます。チームワークばっちりで、時折笑顔を見せながら真剣な作業が続きます。各地からボランティアでご参加いただいた方もいます。
私も私のできることを行い、作業に参加することができました。陽射しの強さや霧の冷たさ、腰の痛さも感じながら でも楽しかった…きっと心が喜んでる だからやめられないんだな。
こんど雨が降った時 どんな状態になるだろう。田の原にお越しの際は、是非歩いてみてください。機械任せでない 人の手作業の持つ暖かさを 石や木の感触を 足の裏で感じてほしいと思います。


長野県地域発元気づくり支援金事業の一環で行われた登山道の施工作業。諸手続きに時間を割いてくださった役場の方、ボランティアでお越しいただいた皆さん、スタッフのみんな、 ありがとうございました。皆さんの笑顔最高です!
心地よい道がまた少し増えました。これからも少しづつ伸びていくことを願わずにはいられません。